ふくべ細工日光彫益子焼

日光彫と「ひっかき刀について」
ひっかき刀の由来…
 日光市には建築美、装飾美を世界に誇る、江戸地代初期に建てられた、日光東照宮があり、この社殿修復の際、掻き落としにくい所に塗られた漆を除去するために、先端を折り曲げ、手前に引いて掻き落とす手道具が用いられて来ました。
 この道具が、江戸地代末期に至り、「ひっかき」「ヒッカキ刀」「日光三角刀」と呼ばれる、線彫用に改造され使用されたのが、日光彫りの始りといわれています。このように一本の「ひっかき刀」を手前に引いて彫られるヒッカキ彫で制作されることに、「日光彫り」の最大の特徴があります。
 そして、この日光彫の技法は、年季の入った職人さん達によって現在まで伝承されてきました。


●移動先に講師を派遣し指導いたします。(日光市内)
●ご用意していただくもの。
(1)タオル(素材の下に敷き、すべり止めに使用します。)
(2)鉛筆又はボールペン
(3)セロテープ(素材に写す絵を固定します。)
(4)素材に彫る絵
※あまり細かいものは避けて下さい。
※絵の大きさは素材の彫る部分の外形より2cm程内側に納まるようにして下さい。
※絵を用意できない場合、又忘れてしまった場合でも、常時デザイン画を用意しております。
※カーボン紙は当方で用意しております。

●所要時間は約1時間30分です。
●左利きの方は左利き用の「ヒッカキ刀」を使用します。
●講師1名につき、50人以内が理想的です。

●六寸丸盆
(寸法:径180cm×20mm)

●小物掛
(寸法:150×220×9mm)

●手鏡
(寸法:160×250×6mm)

●写真立
(寸法:150×220×9mm)
東照宮前 国際観光旅館連盟会員 ホテル 春茂登
〒321-1432 栃木県日光市安川町5-13
TEL 0288-54-1133 FAX 0288-53-3509